2015年04月11日

【歌詞】クロノユラギ【VOCALOID実験曲】

クロノユラギ

作詞:hakaru
作曲:hakaru
編曲:hakaru



潤滑油、眼に差して
靡いた摩天楼
哂(わら)わない構造物の
頂点から見下ろす

喧噪が香った
この街が僕の庭
粗悪なドラッグを
奥歯で噛んで身を投げた

標的(ターゲット)はいつも
戦慄と危険を纏った存在
対象となる物は
特に至って興味なし

試験的な治療と
加速していく欲
ネガティブな僕は
蝋色に産まれた

暗闇で生きるのに
色なんて必要ない

さぁ
光を跨いで
電子を飛び越え

包囲網を潜って
死線を躱して

この我楽多達が
今の僕の終着点

超科学の神髄
名誉な犠牲に幸あれ
脳髄でうねっている
音飛びしているような

術前の僕はさ
平凡無難を望んだ凡人
人造(つく)られた僕はさ
一体全体誰なんだ

今更平穏なんで
微塵も望んでないし
つまらない

そう
人類の進歩に
感謝と憤怒を

悪しき前頭葉に
鉄梃理論を

Δ(でるた)を潰して
Xを*した

安直な世界に
漆黒の答えを

このゆらぎこそは
僕が迎える終着点





posted by hakaru at 23:13| Comment(0) | 歌詞 | 更新情報をチェックする

【歌詞】トキノカナタ【VOCALOID実験曲】

トキノカナタ

作詞:hakaru
作曲:hakaru
編曲:hakaru




僕が目覚めて一年たったこの日に
君のいる街に訪れる
一年で指折りほどしか会えないのに
心持足取りが重たくて

僕を待っていた君の小さな両手に
少し不恰好の長すぎるマフラー
「君の好きな色で編んだんだ」
はにかむ笑顔が眩しくて

でも、ごめんね
僕はあの日から色が見えなくなってしまったんだ
「よくある症例、直ぐに治るさ」
そう言われて気づいたら歯車が増えてゆく

造りかえられた声だって
身体に埋められて螺子だって
生きているだけで十分なんだろ
このことを君が知ったなら
きっと悲しんでしまうだろな
少ない思い出を汚したくないから
僕はそっとこの真実に蓋をした

僕が目覚めて二年たったこの日に
許されたこのときに君に会う
「身体のほうはもう大丈夫」
僕は小さく浅く頷いた

記憶どおりに招かれた君の部屋で
少しいびつなチョコレートケーキ
「甘さは少し抑えて焼いたのよ」
切り分ける姿が切なくて

でも、ごめんね
僕はだんだんと味も分からなくなってしまったんだ
「これは特例、よく診せてごらん」
頭や身体中の管も増えてゆく

君の感じている世界を
君と分かち合っていけるような
そんな日が続いてほしいのに
ひとつずつ消えていく窓だって
君へと繋がる手段なのに
あの日の僕にはもう戻れない

いっそ目覚めないほうがよかったんだ
ぐちゃぐちゃに僕は弄くられてさ
でも君の存在が僕を生かしてくれた
ただ君だけを欲しがっていたんだ

三年目のこの日君は泣いていた
風の噂で全てを知ったらしい
俯かないでよ謝らないでよ
君を傷つけたのは紛れもなく
僕なのに

造りかえられた「ジブン」だって
失われ消えていく「ジブン」だって
何者かはもうわからないんだよ
浅はかに吐いた嘘たちは
君の気持ちを裏切ったのに
「大丈夫」ってそばにいてくれた君は

「色がわからなくなっても
 味がわからなくなっても
 君は君で他の誰でもないんだよ」
そういってくれる君ならば
信じることだってできるんだよ
季節が僕を錆付かせようとも
今感じるこの瞬間を抱きしめて
この空に還すよ
いつの日か


posted by hakaru at 23:04| Comment(0) | 歌詞 | 更新情報をチェックする

【歌詞】アオノハナビ【VOCALID実験曲】

アオノハナビ

作詞:hakaru
作曲:hakaru
編曲:hakaru




想像したなのなら
想うだけじゃ勿体ないね
ありきたりなんかは
飛び込まなきゃ分からない

言葉の端っこに
乗せた意味のかけらは
「それでいい?」「それでいい!」
と問うている

このままじゃいけない
そういう思考がひとりぼっち
焦っているだけじゃ
見えるものも見えないよ

明日が追ってくる
それだけで怖くなって震えて
「もういいかい?」「まだだよ!」
って呟く

ひとえにでも願い事を
叶えることが無駄なら
生きていること自体
苦くて、しょっぱくて
つまらない

そう何度だって僕は泣きたくて
重ねた感情を引き剥がして
無作為に縫い合わせたら
でたらめに張り合わせてまるめて

それでもいいよ何個だって
打ち上げるよ独りよがりでも
彩りにかけていようとも
夜空にとけて消えてしまってでも

特に意識してないことで
人を傷つけてしまって
あたふたしている間に
友を失ってしまう

それに近いような感覚に
浸ってうつむいている
場合じゃない
朝は待ってはくれない

廃墟はえる錆びた街で
昼間にこしらえた爆弾
ここしか空いていないから
ひっそりと咲かせていいよね

そう何度だって僕と誰だって
分かり合えそうにもないもんだ
どうにもならぬことらしい
星や月が歓迎してくれなくとも

それでもいいよ何個だって
空に描くよ青だって
誰にも見られていなくても
それが価値のないことだとしても

何度だって僕は泣きたくて
無色の世界にいるんじゃない
すがった夢に裏切られ
この火が僕を滅ぼしたとしても

何度も言うよ「大好きだ」
僕の唯一の生きがいさ
抱いて放ったとても小さなヒカリ
たったひとつのヒカリ



posted by hakaru at 22:59| Comment(0) | 歌詞 | 更新情報をチェックする

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